ソルティーロアンコールFCには、
黒と黄色の悪魔のような天使がいる。
相手にすればこんなにも怖い悪魔はいないし、
味方であればこんなに頼もしく誇らしい天使はない。
サッカーは11人がフィールドで試合をするが、
彼らはフィールドの外で虎視眈々と曇りなき目で
アンコールFCの背中を押し、
相手チームを飢えたライオンのように威嚇する。
それが我らが
「ULTRAS (ウルトラス)」
カンボジアにはそもそも応援文化がない。
もちろん応援団もない。
聞こえるのは歓声。
彼らは、唯一無二の存在である。
ULTRASは2016年にクラブ発足と同時に誕生した。
一説によるとアマチュアチーム時代から存在するようだが
真相は今後解明しよう。
シェムリアップを拠点にして、
10人ほどの幹部を中心に50人以上を仲間に加えている。
シーズン中数回はプノンペンにやってくるが、
経済的理由や学生や個人経営者のため
アウェイ試合で彼らを見る機会はなかなかない。
そして、アンコールFCから活動資金を提供したことは
これまで1度となく、
全ては彼らの有志によって成り立っている。
これは非常に喜ばしいことだが、
なぜ彼らが応援団としてサポートし始めたかはわからない。
そしてそんなことを聞くのは愚行である。
お金を払ってファンを獲得する方法はいくらでもあるが、
僕が伝えたいことは、
彼らは、
『真の仲間』『真のファン』
であるということ。
お金で動いていない。
渡そうものなら拒まれたということを
クラブスタッフから聞いた。
自前で横断幕を作成したり、
拡声機や大太鼓を調達したり、
全てが能動的である。
きっと心からサッカーをアンコールFCを愛してるのだろう。
これには本当に頭が上がらない。
若い幹部メンバーは
さらに若い学生たちに
自ら作成した応援歌の歌詞を渡し
試合前に練習をしている。
どんなに負けようが勝とうが
90分絶え間なく応援をしてくれる。
ネガティブな声は一切耳にしたことがない。
罵声や罵倒などのブーイングは、
審判もしくは相手に向けられる。
だからこそ、
アンコールFCは
『勝つだけでは足りない』
負けていいとは言わない、
ただ観ている者に何かを与えて欲しい。
それが感動でも希望でも夢でも
明日への活力でも酒のつまみでも
極論なんでもいい。
誰でも温かく受け入れ、
熱すぎるくらいの熱量で
チームのために鼓舞し続ける。
そんな仲間にあなたもなりませんか?
体験しませんか?
特別編は今後も続きます、、、、、
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