プノンペン にある
カナディアンインターナショナルスクール
通称CIS朝トレーニングの一枚。
先月から練習が始まりました。
朝6時45分から1時間の練習を
月曜日、水曜日、金曜日に行います。
目標は、年明けに行われる大会で勝つこと。
これまで近隣のインターに負けていたようで
どうしても勝ちたいとのこと。
そして、オファーを頂きました。
これまでこのようなオファーを受けたことはなく、
どちらかというと普及活動だったり
エンジョイ要素が強いサッカーレッスンでした。
学校としても
サッカースクールとしても
新しい挑戦になったわけです。
日本では当たり前とされている部活、
→勝ち負けを競う組織
というのは、
カンボジアのインターでみると
あってないようなものでした。
ここでは、
毎日真剣にサッカーをできる環境は
本当に少ないです。
週1回しか練習しない子供より
毎日練習している子供の方が
成長する可能性は高いです。
これは単純なことですが、
なかなか難しいプノンペン 。
それなのに、学校や大人は
特に練習もさせないまま
勝つだの楽しもうだの言うわけです。
子供は当然目の前の試合に
勝ちたいわけですから頑張りますよ。
要は、其の場凌ぎです。
学校からの目標は、
大会で勝つこと、ほかのインターに勝つことです。
それはもちろん達成する気です。
ただ、もう一つ実現させたいことがあります。
それは、
一生懸命に努力した人が
報われるようにすることです。
ここでは、
毎回一生懸命に練習した生徒が
点を奪ってみたり、ゴールを守ってみたり
結果を出すことです。
そして、その生徒が賞賛されたり
かっこいいとかモテたり、
人気が出たりすればいいわけです。
そんな友達を見て、
周りの生徒が影響を受けて
自分も頑張ってみようと
挑戦をしてれること。
1人が2人3人と増えてけば、
学校全体が活気に満ちた
成長できる環境になっていきます。
ここまでイメージできれば、
コミットするのみです。
フィールドトリップなどの
イベントと練習時間が
重なったこともありましたが、
練習に参加し、
汗だくになりながら
行事に向かう生徒もいました。
日曜日に大会があって
疲れているにも関わらず、
昨日の朝練は全員出席でした。
もちろん、
生徒にも保護者にも
コミットして欲しいというのは
伝えていますし、承諾は得ています。
三位一体で進んでいくものですから
これは本当に大事です。
日曜日にあった大会では、
朝練に来てくれている生徒が活躍していました。
点を奪うだけではなく、
覇気のようなものを感じました。
幸い2位になったので、
日々の練習がすこしでも
結果とした表れたと思っています。
技術はなかなか習得に
時間がかかりますが、
モチベーションは刺激できます。
僕の役目は、
コーチングすることもそうですが、
環境や仕組みを作ることでもあります。
可能な限り多くの練習時間を
設けられるように
学校に持ちかけて実行すること。
先生たちも巻き込んで
関わる人が本気になること。
保護者の方々とも密に連携しながら
子供をサポートすること。
これらがもっともっとできれば
と考えるとワクワクします。
ご協力宜しくお願い致します。
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